兵庫県公立高校入試傾向が3分で分かる!【数学編】
- 学校長
- 2016年6月28日
- 読了時間: 2分
「兵庫県公立高校入試傾向が3分で分かる!」シリーズですが、前回の【総合編】に続きまして今回は「数学編」をお届けします。
「大問ごとの得点率」
まずは「大問ごとの得点率=全体の難易度」を把握しましょう。

数学を得意科目としている場合、また兵庫県第二学区内でも偏差値が中上位層以上(尼崎学区内では尼崎稲園・尼崎北・市立尼崎など)の学校を志望校とする場合は、平均点53.6%以下の大問(大問5から大問7)への攻略方法がキーポイントとなりますね。
「小問の得点率」
各小問の得点率については、得点率の高い「大問1」と反対に得点率の低い「大問6・7」について以下に記載したいと思います。
【大問1】

「大問1」については基本的な問題も多い為、全体的に得点率が高い問題が多いですが、「因数分解」「二次方程式」などの得点率が低い問題に共通しているのは「中学3年生で学習した範囲」であるという事です。今後、2学期以降に学習する範囲についても疎かにせず、「入試を見据えた早期の対策」をしっかりと行うことが大切です。
【大問6、7】

「大問6」「大問7」については先日のブログでも触れたとおりに「難問・奇問」が多いのが毎年の特徴です。しかし「大問7」について下記に掲載していますが、(1)などは基本的な体積の公式が分かれば十分に回答できる問題です。「低得点率」の考えられる要因としては、前々の問題に時間を要しすぎたために「解答時間の不足」が考えられます。「全体的な時間配分」「自分が回答できる問題を探すテクニック」も重要な要素になるでしょう。

まとめ
最後に過去の入試問題より考えられる「29年度入試に必要な対策事項」を下記にまとめております。この夏休み、多くの受験生の皆さんは今までに学習された「復習内容」に時間を割かれると思いますが、「中学3年生の学習範囲の標準~応用問題」も年々出題数が増加しております。入試日から逆算してしっかりとこの時期に「年間学習のプランニング」を立てることをしておきましょう。ベストワン武庫之荘駅前校では、こういった「学習指導」だけでなく「学習計画のプランニング」も指導しております。是非、お気軽にご相談ください。

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