センター試験現代文でやってはいけない3つのこと
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- 2016年6月30日
- 読了時間: 3分

こんにちは。最近ECCベストワン武庫之荘駅前校で国公立の記述問題対策として添削授業を作ったのですが、その中で現代文の点数を上げる方法の質問が多数ありましたので、今回のブログでは「点数を上げるためにやってはいけないこと」を書いていきます。大学受験生だけでなく高校受験生にも有用な内容にできればと思います。
1、問題文から先に読む
2、傍線部まで読んで問題へとりかかる
3、消去法
以上3点を紹介します。
1、問題文から先に読む
「問題文を先に読んである程度の内容を把握して解きましょう。」という指導をされた方もいらっしゃるでしょうがやめておきましょう。時間の無駄です。
センター試験国語では現代文2題、古文1題、漢文1題が出題されそれを80分で解きます。この時間内に解ききることは最初はかなり難しいと思います。時間は大切に使いましょう。また問題の中には誤答も含まれております。誤答に目を通してしまうと、文章を正しく読む際の障害になってしまうことが多々ありますので、この意味でも先には見ないことをお勧めします。(というか問題文を先に読んである程度内容がわかるのであれば本文を読む必要あります?笑)
2、傍線部まで読んで問題へとりかかる。
これはどういうことかというと、例えば、問1が「傍線部Aをわかりやすく説明しなさい。」というような問題の場合、傍線部Aまで読んで答えを出してしまうやり方です。これはうまくいく時もありますが、失敗することも多いです。また傍線部の後ろにわかりやすく筆者が説明してくれているのに、無理やり自分が読んだ傍線部より前から答えを作ってしまう人もいます。
センター試験や大学入試で出題される文章(特に評論)は何かしらの意見や意図があります。読んでいる人に伝えたい何かがあって、それを様々な表現で書いているということです。つまり文章は結論を導くという形で一貫性を持って書かれており、ある部分を任意で区切って理解できるようなものではないということです。理解できないものを解答できるわけがありませんよね。
3、消去法
消去法は使える場面もありますが、完璧ではありません。筆者の主張つまり筆者の言いたいことを答える試験であるのに、筆者の言っていないことを3〜4つ調べるのは大変だと思いませんか?そんなことしなくても正しく読むことができれば、一発で問題は解けるようにできています。(センター現代文の正答と誤答には雲泥の差があります。)
また記述型の問題で消去法なんてできませんよね?マーク型に特化するような解き方はお勧めしません。
最後に
センター試験型の問題であろうと記述の問題であろうとやるべきことは同じです。筆者が大事だと書いてくれているところを正確に読み取り、それを答えに反映させるだけです。
正しい読み方をここで書きたいところですが、残念ながら文章で説明する力が私にはまだありませんし、一朝一夕で身につくものでもありませんので、興味がある方また点数をどうしても上げたいという方は教室まで来ていただくか、メール等でご連絡ください。
〜ECCベストワン武庫之荘駅前校〜
電話:06−6432−1440
アクセス:阪急武庫之荘駅南口から歩いて2分、TSUTAYAさんの入っているビル3階奥
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