数学嫌いがセンター試験で100点を取った話 episodeⅡ
- TKD
- 2016年5月16日
- 読了時間: 2分
全く解答の方針がたたない。
そもそも問題文の意味がわからない。
こんな事態だけは避けたいものですね(笑)
ただ僕の場合はこんなのが日常茶飯事でした。
せっかく計算はまともになったのに。。。。。
そこで、今日は解答を導き出す方法についてお話しすることにしましょう。
数学の解答は論理的な欠陥があってはなりません。
ちょっと難しいですね(笑)
簡単に言うと、「本当にそうなるの?」と解答の読み手に思わせてはいけないということです。
いきなりこういう解答を書けるようにはなかなかなりません。そこでここでは2つの鉄則を皆さんに紹介します。
①「模範解答を穴が開くほど見る」
やはり学ぶということは、まねをすることから始まります。
そういう点では模範解答とは皆さんのお手本です。まずは模範解答を見て、そこに書かれた論理の積み重ねを見抜く力をつけましょう。といっても、いきなりあの数学の解答を見ても「なんのこっちゃさっぱりわからない」ということになるでしょう。そこでまずはこの言葉たちの登場には注意しましょう。
「よって」、「すなわち」、「したがって」
この言葉が出てくると新しい論理が積み重なる合図です。
②「ゴールからスタートを逆算する」
皆さん迷路の必勝法は知っていますか?
本来、迷路はスタートからゴールを目指すものです。でも必勝法はその逆。ゴールからスタートを目指すんです。そうすると一度も迷いません。
(ただ迷路の醍醐味は迷いながらゴールを目指すことなのでそれを潰すことにもなりますがね笑)
数学の解答にはこの方法が有効です。
例えば、正解Aにたどり着くためにはB,C,Dがわからなければならないとしましょう。
つまり解答にはB→C→D→Aの順で書けば正解になるとします。
するとこういう風に考えます。
Aを求めるためにはDが知りたい。
そのDを求めるためにはCを知りたい。
そのCを求めるためにはBを知りたい。
あ、じゃあ最初にBを求めてやればいいのか!
と、まあこうなるわけです。こんなに簡単だと苦労しないんですけどね(笑)
解答をミスなく書くというのは、数学の中でも最高級に難しいことです。また論理構造を見抜くというのは数学の本質です。だからこんなことが一朝一夕でできるようになるわけないんです。千里の道も一歩からです。少しずつ慣れていきましょうね。半年後とか1年後に出来るようになればいいや、というスタンスで大丈夫ですから毎日ちょっとずつ前に進みましょう!
では今日はこの辺で終わることにしましょう。
to be continued..........
#センター数学100点への道
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