数学嫌いがセンター試験で100点を取った話 episodeⅤ
- TKD
- 2016年6月15日
- 読了時間: 3分
今日は問題のパターンについてお話ししましょう。
数学の問題にはパターンが存在します。数学も結局はパターン学習です。(頑なにそれを認めたがらない人もいますが笑)では、数学にはどんなパターンが存在するのか。今日は代表的な2つを紹介します。この2つはどの問題でもどちらかはかなりの確率で出てきます。
①とりあえず何かを文字で置いてみる
これは数学の問題ではかなり大事なパターンです。
求めたいもの ・ 今わかっていないもの
この2つは文字で置く確率が非常に高いです。とにかく文字を置いてとりあえず解答を進めてみる。この ”とりあえず" が数学をやっていくうえでとても大事です。問題を見た瞬間に解答の方針がたつ問題なんて入試問題にはほとんど出てこないですしね笑
「なんかこの問題よくわからんけど、とりあえず文字置いてみるか。」
この感じが数学ではかなり大事です。とにかく、とりあえず文字を置いてもう1度解答を逆迷路の要領で考えてみる。これを実践してみてください!見える世界が変わってくるかもしれません笑
②とりあえず与えられた式を2乗してみる
これも数学の問題を解くにあたって重要なパターンです。例えば、この問題を見てみましょう。

この問題の(2)は与えられた式をいきなり2乗していますよね。こういうふうにとりあえず2乗してスタートする問題も高校数学にはよくあります。これはベクトルの単元ですが他にも三角比や微積分でも2乗すれば解ける問題があります。最初から全く進めない問題に出くわしたときはとりあえず2乗してみると、案外簡単に解けることがありますよ笑
さて、今日は数学のパターンについてお話してきました。でも今日は実はこれ以外にもう1つ皆さんにお伝えしたかったことがあります。それは僕が今日再三この文章の中で使ってきた言葉です。もう1度この記事を頭から読み直してみてください。きっとすぐにわかるはずです。
さあ、みなさんもうわかりましたよね?
そうです。僕がこの文章の中で8回も使っています笑
"とりあえず"
この言葉が今日みなさんにお伝えしたかったことのもう1つです。これは数学の問題に限ったことではありませんが、"とりあえずやってみる"ということが非常に大事です。
全く解答の方針がたたない。
なにをしたらいいのかわからない。
こんな絶望的な状況でもとにかく、とりあえず進むということが数学で点を取るための1番の近道です。最初は戸惑うだろうし、かなりしんどいことだと思いますが1カ月後には確実に成長を実感できるはずです。つらいのは最初だけです。
まずは1カ月、とりあえず頑張ってみませんか?笑
to be continued..........
#センター数学100点への道
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