社会人からのやり直し英語3
- You
- 2016年6月20日
- 読了時間: 4分
前回のTKDの理系大学生が英検を受けてみる⑧でリスニングに関しての記事を書いて欲しいという要望がありましたので(笑)、リスニングに関しての記事をやり直し英語として書かせていただきます。(前回のやり直し英語もリスニングでしたが今回はより具体的なやり方を載せています。)今日の内容は以下の3つです。
1、一つ一つの発音をマスターしよう
2、シャドーイング
3、ディクテーション
上の3つは私も取り組んでいた内容です。では一つずつ見ていきましょう。
1、一つ一つの発音をマスターしよう
これはもうすでに何回も記事にさせてもらっていますね。基本的な発音はマスターしてください。発音記号を見ただけで、読めるようになることが次のステップに進む目安です。
ではどうして何回も基本的な発音をプッシュするのでしょうか?正解は簡単です。基本的な発音を身につけておかないと、シャドーイングやディクテーションで非常にしんどくなります。というか多分挫折します。日本語方式の母音で終わる発音を続けていると、最初のゆっくりしたスピードにはついていけますが、少し難易度が上がるとその途端口がついていかなくなります。(本当かよ?という方は是非今回の1をすっ飛ばして、2、シャドーイングや3、ディクテーションに進んでみてください。)
決して膨大な数があるわけではありません。発音記号自体はアルファベットとほぼ同じで、違うものを数個(shの音やthの音など)マスターするだけです。是非この機会に取り組んでください。
2、シャドーイング
これは聞いたことあるという方多いのではないしょうか。英語の音声の少し後について音読をしていくというものです。私が気をつけていたポイントは二つあります。
① 日本語で理解してから行う。
やり方は色々とあると思いますが、私はまずスクリプト(英語を文字に起こしたもの)を用意して、それを日本語で意味がわかるようになるまでリーディングを行いました。こうすることにより、意味を分かりながらシャドーイングできますし、途中でこの意味は何だろう?という疑問も持たなくて良いので、音声だけに集中することができます。
② 最初はスクリプトを見ながら行う。
上級者の方であれば、スクリプトを見ずにモデル音声についていけると思いますが、最初のうちはスクリプトを見ながら発音しても構いません。むしろ難しすぎて嫌になり、英語をやめてしまっては本末転倒ですので、簡単すぎるぐらいのものからチャレンジする方が良いでしょう。(それでも最初はついていくのがやっとだと思います。)
以上の二つに取り組みながら、次のディクテーションにもチャレンジしてみましょう。
3、ディクテーション
これは英語の音声を流し、聞こえてきた英語を書くという練習方法です。かなりハイレベルですが、正しく行えば効果は抜群です。

上は私が行ったディクテーションです。とある洋楽(I really really really.....みたいなやつです笑)を使用しましたので、かなり難しかったです。ただ洋楽の場合、曲名+lyrics(歌詞)で検索するとすぐ出てきますので、そういう面では良いと思います。
まず黒いペンか何かで自分が聞こえてきた英語を書きます。聞こえないところは空けておいてもいいですし、カタカナで聞こえたように書いても構いません。(実際with the boyのところなんて、ウィッザボぐらいにしか聞こえていません笑)
ある程度行ったところで、今度はスクリプトを見て、色ペンで間違えた部分を書いていきます。私の場合、「冠詞や助動詞などに若干聞き取りにくいところがあるようですね、ですから次からはそこを意識して聴いていこう。」このような分析ができます。またお気づきかとは思いますが、知らない単語や間違って発音している単語は聞き取れません。ですから日頃から正しい発音で単語は覚えるようにしてください。
最後に・・・
上にあげた練習方法はあくまで、一例ですし決して即効性のあるものではありません。しかし、継続していれば徐々にですが上達を感じることができ、いずれ外国語を聞くということに抵抗がなくなるでしょう。
また高校生や中学生の方も上のような方法でリスニングの勉強もできますし、センター試験の模試を使えばリスニングをしながらリーディングや単語の勉強にも繋がりますから、是非チャレンジしてみてください。
〜ECCベストワン武庫之荘駅前校〜
電話:06−6432−1440
メール:ecc@bz03.plala.or.jp
アクセス:阪急武庫之荘駅南口から歩いて2分、TSUTAYAさんの入っているビル3階奥
最新記事
すべて表示さて、前回の記事では英単語の覚え方を具体的に説明しました。 その際、英単語と日本語訳を10秒程度目で追うと同時に声に出そうと言いましたね。 声に出す意味は、音として自分で発声し、その音を耳から脳へと吸収することで、覚えやすさ=効率が上がることです。...
Comments