まるで外国人!スラスラと英語が書ける3つのコツ
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- 2016年6月3日
- 読了時間: 5分
最近の英語教育ではコミュニケーション能力の向上に重点が置かれています。それに伴って各種試験では英語での面接や、スピーキングやライティングのテストであったりと英語の運用力が試されることが多くなっています。また大学入試でもその傾向は顕著に現れており、日本語を英語に直す、いわゆる英作文だけではなく自分の考えや意見を英語で述べる自由英作文の問題も多くなってきています。
そこで今回はスラスラと英語の文章が書けるコツをお教えいたします!
1、マインドマップで材料集め
文章を書く上で材料集めは欠かせません。特に小・中学生に作文を書いてもらう時によく聞くセリフが「何を書けばいいかわからない。」です。つまり材料が揃っていないんですね。
そこで登場するツールがマインドマップと呼ばれるものです。

マインドマップでGoogle検索をするとこのような画像がたくさん出てきます。また、検索では書き方や作り方などもいろいろとあります。詳しくはそちらを見ていただければいいので、簡単に説明します。
まず、文章のテーマや最も大事なものを真ん中に持ってきます。例えば英語というテーマで文章を書く際には英語を真ん中に持ってくるといいでしょう。
次に関連する言葉や、事実、例などを枝でつなぎます。この時に気をつけることは思いつくものをできるだけ多く書くということです。これは関係ないなという自分のフィルターにかけてしまい、せっかくのアイデアを無意識のうちに消してしまうことを防ぐものですので、なんでもいいのでとりあえず書いてみましょう。
2、エッセイマップで形を決める
次に行う作業は実際に出たアイデアを文章という形に整える作業です。むやみやたらと書いてしまっては読みにくい文章であったり、何を伝えたいのかよくわからないものになってしまいます。そういう文章にならないために次はエッセイマップと呼ばれるものを使用します。

画像検索ばかりになりますが、上のようなものがエッセイマップです。Googleでessay mapと検索すると画像だけではなく実際にパソコンで打ち込んで使えるものも出てきますよ。
使い方はいたってシンプル。マインドマップで出てきたアイデアを当てはめていくのです。まず、一番上のIntroductionではテーマを宣言したり、結論を書きます。例えば、「私はこれから英語の勉強法について書きます。」などのように。ここでは一般的な事実などを書き、それに対する自分の見解を述べても良いでしょう。
次にメインアイデアを3つ提示します。マインドマップの枝の部分から3つほど選択してください。ここでは「発音をマスターしよう」「文法を簡単に覚えよう」「単語や表現を豊かにしよう」この3つにしておきます。
そして次はsupporting detailsです。メインアイデアそれぞれに対して理由や例をそれぞれに3つほど挙げます(文章量に制限がある場合は適宜調整してください。)
最後にconclusion=結論です。最後と言いましたが、これは一番初めに考えたものですね。というのも課題などで文章を書く場合は、自分の意見を述べることが大前提だからです。ということはつまり、最初から最後まで一貫性のあるものにする必要があります。結論はIntroductionで書いた内容と揃える、もしくは発展したものにしてください。
ここで簡単に、英文を書いてみましょうか。テーマは「What sports do you like?(好きなスポーツは?)です。
まずは好きなスポーツを決めます。ここでは野球(baseball)にしましょう。(Introduction)そして理由を3つほど(Main Idea)選びましょう。ここでは「10年ぐらい野球をしていたから」「日本人がメジャーリーグで活躍しているから」「野球を一緒にする友達がたくさんいるから」そして最後に「野球が大好きです。」と書いておくと文章の構造としてはバッチリですね。(今回はsupporting detailsは割愛します。長い文章を書く際は入れてください。)
My favorite sport is baseball. I have three reasons.
I have played baseball for ten years.
A lot of Japanese baseball players play well in Major League Baseball.
I have many friends who play baseball with me.
I love baseball.
上のような英文が出来上がりましたが、これでは少し味気ないですね。ちょっと一工夫してみましょう。その工夫が次の3番です。
3、つなぎ言葉を使う
日本語でもよく使いますよね、つまり、例えば、最後に、みたいな文章をカッコよく見せるあれです笑
英語でもみなさんがよく知っているものでFor exampleがつなぎ言葉です。いろいろとたくさんありますし、今度リストにでもしようと思いますが、今回はとりあえず数個程度ご紹介します。
for example(例えば)、in addition(加えて、さらには)on the other hand(一方、)however(しかしながら)、in other words(別の言い方をすると)、in short(つまり)
in conclusion(結論として)etc...
これらを英文の中に組み込むことによって、文章の流れが良くなり見た目もそうですが、かなり読みやすくなります。(逆に言えば日本語でもこういうものをたどっていくと早く、正確に読めるということです。詳しくは後日センター国語に関して記事にしようかなと思います。)
少し話がずれてしまいましたが、これらのつなぎ言葉を使って上の英文をカッコ良くしてみます。
My favorite sport is baseball. I have three reasons.
First, that is because I have played baseball for ten years.
Additionally, A lot of Japanese baseball players play well in Major League.
Finally, I have many friends who play baseball with me.
That's why I love baseball.
(日本語例)
私のお気に入りのスポーツは野球です。理由は3つあります。
1つ目は野球を10年間続けてきたからです。
それに加えて日本人もメジャーリーグでたくさん活躍しています。
最後に私は野球を一緒にする友達もたくさんいます。
だから私は野球が大好きです。
まとめ
英文を書くときに大切なテクニックは上に書いたようなものです。しかし、最も大切なものはミスを怖がらずに書いてみることです。上に書いた英文も決してうまいものではありませんし、難しいことを言っているわけではありません。しかし言いたいことは伝わるはずです。単語や文法にとらわれて何もしないよりはとりあえず書いてみてそこから直せばいいんです。
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